システム開発で未来を切り拓く

IT企業と聞けば、東京や都心を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、かつて十日町市はソフトウェア開発のニアショア地域として企業のシステム開発部門が立ち並んでいたと知っている方はどのくらいいるでしょうか。

地方からシステムエンジニアを目指す。そんなキャリアの始め方もあるかもしれません。

株式会社オスポックは、主に地元自治体と日本電気株式会社（NEC）の共同出資による「第三セクター」として設立されたIT企業です。1987年に事業を開始、ソフトウェア開発、業務システムの運用・保守を行い、着実に成長を続けてきた十日町市では老舗のIT企業。特に、市町村の基幹系業務、内部情報系業務に精通している強みを生かし、開発を行っています。

会社設立当初から一貫して、自治体向けソフトウェアの設計・開発を行っており、特に住民基本台帳や税などの基幹系業務、財務会計や文書管理などの内部情報系業務において、高い技術力と豊富な業務知識によって厚い信頼を得ています。

オスポックが開発したシステムは様々な場面で活用されています。

2005年に入社した岩田さんは、水道検針に使用するハンディターミナル用のソフトウェア開発のチーフとして活躍しています。

「出身地である十日町市で働きたい、そういった希望がある中で成長分野と言われたIT企業であるオスポックへの入社を希望した」
　
と入社当時を思い出します。システム開発は民間・公官庁問わずプロジェクト単位で行われます。その度に新しい知識、技術、世界にチームの仲間と共に触れ刺激溢れる仕事ができるのだといいます。

「プロジェクトの最後には、完成したシステムをお客様に使用していただき、笑顔で感想を頂いたときは非常に嬉しく思いますし、携わった企業、地域をシステムから支えているという自負心が生まれますね」
　
そのように仕事のやり甲斐を語る岩田さん。2020年度には育児休暇を取得しましたが、チームで仕事をするという働き方に支えられ大きな障害を感じることなく仕事に復帰できたそうです。

私たちの生活が便利で快適になっていく裏側では、こうしたシステムエンジニアたちの地道な積み重ねがありました。

これからの時代、まだまだIT技術は進化を続け、エンジニアに問われる資質も変わっていくでしょう。しかし、オスポックは、時代の変化にあわせたシステム開発やサービス提供を重視して、十日町市のITソリューション企業を目指しています。

地元には魅力的な仕事がない、成長する業界がない。本当にそうでしょうか。十日町市から始めるシステムエンジニアの道、そんなキャリアを一緒に目指しませんか。